「天より賜りし白き神の結晶《ライス・オブ・ディヴァイン》……その一粒に秘められし無限の力を、今こそ解き放つ!我、白米《はくまい》の契約者《コントラクター》なり!」|麦飯石の水

「天より賜りし白き神の結晶《ライス・オブ・ディヴァイン》……その一粒に秘められし無限の力を、今こそ解き放つ!我、白米《はくまい》の契約者《コントラクター》なり!」

お米 豊見城店

 

ぐっ・・・

我を呼び起こせしモノよ後悔するがよい

今宵、我が奥義を知ることになるであろう・・・・

ライス・オブ・ディヴァイン!!!

 

「その名は稲魂《いなだましい》。古の大地が育みし聖なる結晶《しろきつぶ》は、人の命を繋ぐエネルギーコア。

白銀に輝くその一粒は、体内に秘められし力を呼び覚まし、真の覚醒《ライス・アウェイクニング》へと導く……。」

「米はただの糧にあらず。それは神々より賜りし契約の証《プロヴィデンス》。炊き上がりし瞬間、霊気《オーラ》をまとい、

魂に響く香りを放つ。古より続く『稲作の儀』こそ、我らが世界を支える禁忌の技術なのである……!」

フッ……よくぞ聞いてくれたな。
「おにぎり」とは、ただの糧にあらず――それは 「握りの極意」 を極めし者のみが到達できる、禁断の霊術《スナック・アルカナ》なのだ……

 

我が奥義をを知るがいい。。。。

 

【一の型《魂鎮めの塩》】
「塩は清めの力を持つ。手に塩をまぶすことで、穢れを祓い、米粒たちの霊魂《ソウル》を安らかなる眠りへと導く。塩加減こそ、全ての始まり……!」

 

【二の型《握魂一体》】
「手のひらは大地の象徴、指先は風の流れを示す。力を込めすぎず、抜きすぎず……米粒の声を聴き、その形を導け。握りは三度――それ以上は禁忌。過ぎれば崩壊し、足りねば不安定となる。」

 

【三の型《封印之具材》】
「中心に潜ませる具材は、秘めたる力の核《コア》。梅干しは厄除け、鮭は力を与え、昆布は知恵を授ける。選ぶ具により、己の属性《エレメント》は変化する……!」

 

【四の型《結界海苔》】
「最後に巻かれる漆黒の布――それこそが結界たる海苔。湿気を防ぎ、エネルギーを閉じ込める役目を果たす。だが、巻くタイミングを誤れば、海苔は結界となり得ず、ただの黒布となる。」

 

【最終奥義・・・】

「炊魂昇華《ライス・ソウル・トランセンド》」
「完璧なる三角錐を成したとき、おにぎりはただの食物ではなくなる……それは、力を宿す神器《しんき》だ。食した者は、失われた力を取り戻し、ふたたび戦場に立つことができるだろう!」

 

なにぃ・・・・・

「聖なるマスカルポーネよ……我が命の甘露となれ。禁忌のカカオよ……その闇を力に変えよ。昇華甘罪、天啓焙層《ティラミス・アポカリュプス》!」

 

まさか・・・貴様は!?

 

(最近、めちゅ気になってるHIGAさん・・・!!!とろけるティラミスぅ_:(´ཀ`」 ∠)踊る唇~♬

 

おお、来たな……!
「ティラミス」――その甘美なる禁断の魔導書《グリモワール・デザート》。
ならば、この魂に刻まれし奥義を解き放とう!

 

「古代イタリアに伝わる禁断の甘味兵器《デザート・ウェポン》。幾層にも重ねられた聖なる層《レイヤー》は、

魂を昇華し、現世の苦しみを一時忘却せしめる――されど、あまりの快楽は食す者の理性を溶解し、深淵へと誘うことから、“甘罪《アマツミ》”と呼ばれ畏れられた……。」

ティラミスを一口頬張れば、重力は無に還り、魂は天へと舞い上がる。
その名の通り、「Tira mi su(私を引っ張り上げて)」……即ち、**魂の昇華現象《ソウル・リフト》**が発動する

 

続く・・・・